Nekomimiは日本の伝統芸

病気と健康の話はちょいひと休み。
今日は京都文化博物館で開催中の『いつだって猫展』に行ってきました。

前売りチケットには、非売品オリジナルマステの特典付きもありました。
まんまと乗せられてそれ買ったのかって?
もちろんですよ! 国芳の猫のマステ、かわいー!

江戸時代の版画を中心に、人と猫の関わりがどんな風に描かれてきたか、化け猫、役者絵、150年前のネコブームとその立役者の国芳…などなど、年代を追ってジャンルごとに分かれていて、美術的な価値にとどまらず民俗学的好奇心も掻き立てる、とても見やすい展示でした。
もうね、この企画立てた人や解説を書いた人、猫を飼ってるでしょ?大好きでしょう?!って感じがとても伝わった〜。

やはり国芳の展示がたくさんでした。
おもしろ可愛い国芳猫を見てはいちいち「あ、これピータンだ」とか「ニナだ」と言い、広重の猫はまりっとして可愛いからふくかなーとか言ってるのは誰だ。何でも三元化するのは深刻な病だ。病院行って来い。

ところで化け猫が題材の歌舞伎の舞台の絵が何点かあったんですが、描かれてる化け猫役者さんがもう丸っきりミュージカルキャッツというか、いやキャッツよりは人間に近くて…ぶっちゃけネコミミじゃん!というのを目の当たりにして、オタク界隈の片隅にいる身としては感慨深かったです。
NekoとかNekomimiって単語、海外でもそのまんまで使われてるんですよね。
私もネコ耳もの描きたいなあ。

『いつだって猫展』は次の日曜日までです。

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