散らかった部屋は得意な話

昨日のブログを書いてて思い出したんですが、私だって背景を描いて褒めてもらったことはあるんですよ?! 散らかった部屋を描いた時は、散らかり具合のぐしゃぐしゃを褒めてもらったもん!(ノ゚▽゚)ン
…………ドンマイ、安子。

さて昨日の話の続きですが、鶴を折ったり障子を描いたりという「きちんとした作業」が苦手な私はこの頃、
(1)均等な線とか円をちゃんと描かなくてはならない
(2)そんなに複雑ではない(あまり複雑だと描いた方が早い)
(3)3回以上使う予定がある
…という背景はblenderでモデリングして、ClipStudioで原稿に取り込み、線画に変換して背景にしています。デジタルで漫画を描いている方には今更な話ですか。

そういうわけで…と、一昨々日の折り鶴が苦手は話はやっとここに繋がるのですが、「とある図書室の扉」というものをモデリングしました。トップの画像です。

これを原稿に取り込むとこんな感じ。

ちょっと角度を直してから線を抽出。
そのまま線画にしたら中央の鎖がつぶれてしまったので、拡大して線画にしてから縮小しました。

線の太さを直したり、テクスチャを描き足したりして、こうなりました。
これにトーンで効果が加わる予定です。

3Dデータは何度でもどんな角度からでも使えるのが本当にありがたいです。
難点は、データによっては原稿に取り込んで線画にした時に、いまいち綺麗な線にならないところでしょうか。この扉の絵も線画にする時にベクターで変換して、線の太さをいちいち手で調整しています。そのあたりをもう少し繊細に使えれば、使い勝手がぐんと良くなるんだけど。
もっと場数を踏んで、ソフトを使いこなせるようになったら解消するのかなあ。

……と、
ここまで得々として3Dモデルで背景を描くステキな話をしてきましたが、作画を上達したい人、特に将来マンガ家になりたい人にはコレはお勧めしません。
紙なりモニタの上なりでパースをとって(できればパース定規じゃなく!)手で描くことを積み重ねていくうちにパース感覚が身につきますし、最終的にはより遠くまで上達すると思います。
私がアシスタントに伺った先生の中には、補助線なしでほぼ正確なパースを描ける方がいましたよー。

背景を描くのがめんどくさくて極力省力したい人と、残り少ない時間と体力を効率的に振り分けることに汲々とする私みたいな人間向けの方法ですね。

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