のんきに構えていたらMELODY4月号の発売日がすぐ目の前に来てましたが、ええと、発売です。
読切の『真夜中ポスト』を掲載していただきます。
実に11年ぶりの商業誌です。久しぶりすぎて緊張するっつの。
今回は暴れん坊のお姫様やらヘタレ精霊やらが右往左往する異世界の話ではなく、現代が舞台でOLさんが主人公の短編です。雰囲気はデビュー当時の作品に近いかなーと思います。
デビュー後すぐの作品が単行本に収録されてないせいか、あるいは単に絵が稚拙すぎたせいか(アイタター…)、なんか「姫君」でデビューと思われがちだったりするんですが、デビュー作は現代ものだし、そこから姫君の1作目まで3年ほどかかってるんですな。そんなデビュー作でいきなり連載をとるような才能があったら苦労はないんだぜ。
デビュー作といえばこの度、11年ぶりのMELODYで担当について下さった編集さんは、デビューの時の担当さんです。
私はいわゆる「ハズレの担当さん」(…まあ、人間的にどうなのって人もいないことはないんでしょうが、大抵の場合、相性の悪い担当さんのことですよね)にはまだ当たったことがない強運の持ち主ですが、そんな中でも最初に見ていただいたこの担当さんが大好きだったので、もうね、また一緒にお仕事できるってだけでヒャッハー♪な気分でした。
とまあ、そんなわけで。
読んでいただけたら嬉しいです。
単行本になるまで読まない派の方もいるでしょうが、このご時世、単行本になる保証が全然ありません。現に、デビューから数作は収録されないまま宙に消えゆきました。大きな声では言えませんが、立ち読みでいいから読んで〜。
さらに欲張ると、感想を聞かせていただけたら嬉しいです。
当方チキンハートにつきエゴサはできませんのですよ!
たまに某巨大掲示板まで自分の評判を見に行くマンガ家さんがいると聞きますが、そんな強心臓があったらとっくにもっと大物になってるんだぜ。
真夜中ポスト読みました。
朔野さんらしい、自分をしっかり持った主人公で、カッコイイ!。
ストーリーにも心の隅っこをほどよく刺激されました。
手紙、貰うと嬉しいんですよね。自分は字が下手なんで書かないんですけど。
次作、待ってます。
ありがとうございます〜!
手紙、最近は私もとんと書かなくなりました。
切手や便箋を買うのは好きなんですが、たまる一方なんですよね…。
次回作も早くお目にかけられるよう、頑張りますー。
MELODY4月号「真夜中ポスト」拝読しました!大きな紙面
で読めるのはとても嬉しいです!
導入部の表現がスムーズで作品の世界にすぐに引き込まれ
ました。まるで映画を見ているかのように主人公の息づかい
が伝わってきましたよ。「姫君の条件」でも感じていたのですが
キャラクターの造形の深さが朔野先生の魅力です。
所々に見られるテンポのよい会話も朔野節(?)健在といった
所でしょうか(^_^)v
体調に気を付けて今後も作品を拝見させてくださいね。
楽しみに待っています。
読んで下さってありがとうございます!
地味な話なんで、楽しんでもらえるかすご〜く不安でした (> <) シリーズ化できるといいなあと思ってネームしているところです。 なるべく早くお目にかけることができるよう、頑張りますね〜!